秋の収穫!【蜂の子】の時期がやってきた!

みなさん、こんにちは。
専務の山田です。
いよいよ「蜂の子」取りの時期がやってきました。
当店が扱っている蜂の子は、土の中に巣を作る地すがり(クロスズメバチ)の蜂の子です。
長野県ではクロスズメバチのことを「すがり」と言いますが、東北地方だと、「ヘボ」と言われています。
さて、今年の蜂の子の収穫は例年に比べ芳しくないようですが、現在スタッフ総出で、巣から蜂の子を取る作業の真最中です。
どういう作業かというと、巣の中にいる蜂の子を1個ずつピンセットで取っていく根気のいる地道な作業です。
長野県でも昔は一般家庭でやっている方もいらっしゃったようですが、今では、昔そんなことやっていたんだと、驚かれます。
幼虫の上にフタが被っていれば、フタを取って、幼虫から蛹までの個体を丁寧に取り出していきます。
毎年やっている作業であるため、当店には数十年やっている熟練の技を持っているスタッフがいるほど!みなさん器用にどんどん取っていきます。
取り出した蜂の子は、鍋の中に醤油を入れてじっくり時間をかけて甘露煮にします。
蜂の子は昔から漢方として使われ、「たんぱく質」の補給になったり、耳鳴り・難聴にお悩みの方にも良いと言われています。
蜂の子の甘露煮は、ご飯と一緒に、巻き寿司の具として、お酒のお供などにおすすめです。
今年も11月中旬を目安に販売していきますので、皆様、お楽しみに。