花粉媒介者と植物の関係
ミツバチは、ポリネーター(花粉媒介者)と呼ばれ、私たちが生きていくために必要な果実を実らせるために受粉する働きをしてくれます。果実が実る植物は、地球上には、25万種あると言われ、その4分の3は野生のポリネーターの手を借りて繁殖をしています。(例外的に自家受粉する植物もいますが、数は少ないようです。)
植物は、昆虫を呼び寄せるために花蜜を蓄えます。昆虫が蜜を飲みに来ると、粘着性の花粉が昆虫の体に付着します。そして、昆虫が同じ種の他の花から蜜を集めようと移ると、体に付いた花粉が雌しべの柱頭に運ばれて受粉します。昆虫も植物も自分たちの種が存続していくために、自分たちに必要なものを相互協力している事がわかります。
ミツバチの他にも、単独で行動するアブや蝶などの昆虫もいますが、集団で一斉に蜜を集めるミツバチに比べたら、恐らく足元にも及ばないでしょう。そのため、花粉交配のためにミツバチの力を借りる農家の方がおられるのも頷けます。
ミツバチの受粉について、アインシュタインが後世に語り継がれる名言を残しています。「もしも地球上からミツバチが消えたら、人類は4年で滅亡する」と。自然を大切し、日々の糧に感謝しながら生活する大切さが伺える名言ですね。
筆者:専務 山田
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参考文献:ハチはなぜ大量死したのか ローワン・ジェイコブセン著
